他県からの人口の流入により、東京都ではこの7年間で連続して就学前児童の人口が増加しております。また、女性の社会進出やリーマンショック後の社会情勢によって女性の社会進出が増加し、保育園を必要とする世帯も増加しております。共働きの世帯の割合は7年間で約8%増加しました。
東京都では保育へのニーズに応えるために0歳児保育を実施する保育園を増やしたり、13時間開所の保育園を増やしました。
保育園の増設や時間の延長を進めた結果、東京都内の保育園では慢性的な保育士の人材不足に陥っております。年間で保育園を利用する児童数は8000人程度増加しているため約2100人の保育士が必要です。しかし、年間で約2000人の保育士が退職しております。単純計算で年間約4100人の保育士が新たに必要とされています。
この必要人数を新卒だけで確保するのは限界があります。保育士資格取得者の50%しか保育園での勤務しないとの統計もあります。
そこで、東京都の保育園では潜在保育士(資格保有者で保育園勤務未経験の方やブランクが長い方。)の求人が増加傾向にあります。求人内容も短時間での勤務が可能だったり、扶養範囲内で働ける求人も多く見受けられます。このような求人は主婦の方など向けの求人であり、潜在保育士が応募しやすい求人であります。
また、都内だけではなく地方の養成校へ求人を出す保育園も多くみられるようになりました。株式会社の保育園では寮完備の求人もあるようです。
求人数の増加に伴い給与面も上昇中です。


